なんと「M8」よりハイパワーな「M2」って!? スイスチューナーが過激パッケージ発表
スイスのチューニングブランド「Dahler」(ダーラー)が、BMW「M2」の過激アップグレードパッケージを発表した。ナリは小さくても侮れないスポーツギャング 【他の写真を見る】ただならぬ様相でM8も慄く? 完全武装のハイパワーM2 第2世代となる現行型M2は2022年に登場、改良新型が間もなく発表されるが、先代と比較して賛否両論がある。だがはっきりしていることは、M2が紛れもなく高性能スポーツカーだということだ。そして今、ダーラーは、そのパフォーマンスをさらに強化した。 M2現世代が発売されて間もなく、ダーラーは「ステージ1アップグレードパッケージ」を発表したが、それに続くのが「ステージ2」だ。これは、標準モデルのパフォーマンスを大幅に上回るだけでなく、「M3」や現行の「M8」をも楽々と上回るパワーを発揮する。 ダーラーは、まず新しい 「Eventuri」(イベンチュリ)のカーボンファイバー製エアインテークと、ステンレススチール製排気システムの取り付けから始めた。3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンのソフトウェアも調整され、最高出力640ps、最大トルク750Nmを発揮、8速オートマチックまたは6速マニュアルと組み合わされる。 サスペンションとブレーキの大幅な変更も行われ、四隅すべてにコイルオーバーがあり、リバウンドと圧縮の調整が可能で、車高を微調整するオプションもある。またシンプルなローダウンスプリングも用意されており、スポーツブレーキ ライニングと、新しい「Stahlflex」(シュタフレックス)ブレーキラインは、すでに強力なブレーキシステムをさらに強化する。 エクステリアも多くのカーボンファイバーで武装、フロントエンドには3ピースのカーボンファイバースプリッターを装着するほか、完全新設計のカーボンファイバーエアインテークもある。また、フロントグリルを1本の水平スラットで簡素化し、カスタムウィングミラーを装着、大型固定式リアウィングと、新しいディフューザーも装備されるが、もう少し控えめなものがお好みの方は、より小さなリップスポイラーがセレクト可能だという。 さらに、エンジンベイもカーボンファイバーで装飾され、キャビンには、6速モデル用のショートシフター、加熱式アルカンターラスポーツステアリングホイール、新しいフロアマットが提供されるとのことだ。
APOLLO