【エレガントなミッドサイズSUVの中古車チェック】アルファロメオ、レンジローバー、BMW、アウディ、メルセデス・ベンツ、そしてポルシェ
よく練られた断熱インテリアの魅力的な素材が、その具体的な証拠である。曲線的なラインにもかかわらず、スポーツバックはクラシックなQ5の実用主義を欠くことはない。スライド&チルト式の「リアシートベンチプラス」も用意されている。2.0リッターTDI(163馬力または204馬力)の選択が可能だ。
ドライブは静かで申し分ない。163馬力のベーシックなディーゼルのみが前輪駆動で、他のバージョンはすべて全輪駆動が標準だ。3.0リッターV6 TDIは50 TDI(48,000ユーロ=約765万円~)にも搭載され、340馬力ではなく286馬力を発揮する。どちらの場合も、高トルクのエンジンが印象的だ。
弱点:Q5はサスペンションのスプリングとダンパーがヘビーな車重に苦しんでおり、シャシーに負担がかかっている。それゆえ、2回目の車検あたりから故障が出始める傾向がある。スポーツバックはまだ経験していないが、Q5は例外なく発生している。
生産期間:2021年~ • パワー:163~340馬力 • テスト時燃費:13.6km/ℓ • 価格:41,000ユーロ(約650万円)より
ポルシェ マカン
ポルシェのエントリーモデルであるマカンがデビューした2014年以降、カイエンよりもマカンの方が売れている。アウディQ5をベースにしているが、ポルシェによってマカンは、快適性とダイナミクスが非常にうまくミックスされたSUVスポーツカーになっている。ポルシェはシャシーだけでなく、駆動システムも改良した。
その結果、基本エンジンであるVWの有名なEA888でさえ、レスポンスが向上し、あらゆる状況で十分なパワーを発揮するようになった。とはいえ、マカンSのV6エンジンはより優れており、これによってのみマカンのスポーティな才能を真に引き出すことができる。その代償として、少なくとも340馬力のガソリンエンジンでは、燃費はリッターあたり9kmと悪い。
弱点:マカンには手入れが行き届いた旧車所有者が多いが、それでも高い維持費と修理費を考慮する必要がある。走行距離が20万キロまでのモデルについては、ポルシェから有償でポルシェ認定保証を受けることができる。オプションのエアサスペンションなど、装備が非常に充実しているモデルには、不具合の原因も多い。PDKの不具合も、主に初期モデルに見られる。
生産期間:2014年~ • パワー:237~440馬力 • テスト時燃費:9.1km/ℓ • 価格: 31,000ユーロ(約495万円)より
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