【J3プレビュー】開幕4連勝を飾るのは。首位・FC大阪は岐阜と、2位・今治はYS横浜と対決! | Jリーグ
【J3リーグ・プレビュー】明治安田J3リーグ第4節は3月16日から17日にかけて10試合が行われる。 ●【動画】柏木陽介さん登場!「解説業」「海外移籍」を語る|内田篤人のFOOTBALL TIME #173
開幕から3試合を終えたJリーグ。J1、J2では、開幕連勝チームが早くも消滅した中で、J3はFC今治とFC大阪のが3連勝と最高のスタートを切っている。第3節を未消化(4月開催)の大宮アルディージャを含め、連勝をさらに伸ばすのはどのチームか。今節の大きな見どころとなる。 得失点差で首位に立つFC大阪は、ホームでFC岐阜と対戦する。 FC大阪は前節、ツエーゲン金沢を相手に6得点とゴールラッシュ。特に強みとなっているセットプレーでは、3試合連続ゴールを記録中で、ゴールラッシュの口火を切った先制点もセットプレーから生まれたものだった。そういったこともあって、チーム最多得点のDF齊藤隆成と秋山拓也がそれぞれ2ゴールずつマークし、センターバックの二人がスコアラーとなっている。水曜日のJリーグYBCルヴァンカップでは公式戦初黒星を喫しているが、中2日とタイトな日程となる中で、リーグ戦での勢いを続けられるか注目だ。 対する岐阜は、第2節で大宮アルディージャに敗れ、連勝こそ逃したが、第3節ではカマタマーレ讃岐との撃ち合いを制し、4-3で勝利を飾っている。だが、開始早々に2点のリードを奪っていただけに、その後に撃ち合いになってしまったゲーム運びは修正点だろう。注目はリーグトップタイの3得点をマークしているFW藤岡浩介だ。早くも昨季のゴール数に並んだストライカーには今節もゴールという結果が期待される。こちらもルヴァンカップから中2日。同じ条件下での過密日程を制し、今季初の連勝で勢いに乗りたい。 一方の今治は、敵地でY.S.C.C.横浜と対戦する。 今治は前節、アスルクラロ沼津との連勝同士の対決を制し、こちらも3連勝スタート。守備でのハードワークと堅守を軸に、攻撃ではここまで2ゴールのマルクス・ヴィニシウスや前節シーズン初得点が生まれたMF近藤高虎といった推進力のあるアタッカーと最前線で泥臭く体を張るFW阪野豊史といった選手の個性を活かすスタイルで手堅い戦いぶりを見せている。注目はMF山田貴文だ。最終ラインや中盤での出場が多かった昨季を経て、今季は最前線でプレーする31歳が個性派のアタッカー陣をどのように活かしていくか注目だ。 対するYS横浜は、リーグ戦では2分1敗と3試合勝ちなし。前節は松本山雅の敵地で、MF山本凌太郎のゴールで先制したものの、このリードを守り切れず、1-1のドローと初勝利を飾ることはできなかった。特にリーグ戦ではここまで複数得点を奪えていない。開幕戦で今季初得点を記録しているFW萱沼優聖ら攻撃陣の活躍が守備の硬い今治から勝利を掴む上でポイントになりそうだ。 開幕2連勝の大宮アルディージャは、ホームで奈良クラブと対戦するほか、土曜日に6試合、日曜日に4試合が行われる。開幕スタートダッシュを決めるチームは現れるのか。第4節の行方に注目だ。