鍋&フライパンひとつで3品【料理家 野口真紀さんの毎日弁当】驚きの早ワザでもシンプルおいしい!
オール“のっけ弁”スタイルだから、ラクしておいしい! 料理家 野口真紀さんが約20年続けてたどり着いた3品弁当
プロといえど、始めた頃は30分以上かかっていたというお弁当。ところが今は、驚きの早ワザ! 品数と工程をそぎ落として到達した、シンプルおいしいスタイルを伝授。
お話を伺ったのは
●野口真紀さん MAKI NOGUCHI 料理家 大学生の長女、中学生の長男の母。おかずの組み合わせに悩まなくなる『ぱらぱらきせかえべんとう』(アノニマ・スタジオ)が話題に。おいしいもの満載のインスタグラムも好評。
日々忙しいから、作り置きはほぼなし。朝さっと作れる、できたて“のっけ弁”で品数少なくてもおいしく満腹!
「大学生の娘が認証保育園に通っていた2歳頃から、息子の今の部活弁当まで、かれこれお弁当歴20年!」という野口さん。まっさらな状態から始めて、ほぼ15分でお弁当作り完了。秘訣は今回紹介する、鍋ひとつ、フライパンひとつで済ませるテク。「2品を一緒に作るので、計3品が驚くほど時短で完成します。おかずも、あれこれ詰める必要はなし。ボリュームがあるなら1品で十分だし、地味だと思うなら、その中で彩りや変化をつければいい。『見栄えよく詰められない』という人へのおすすめは、ごはんを敷き詰める“のっけ弁”。このスタイルなら配置に迷わず、少々の汁気はごはんが吸うので、万事解決です!」(野口真紀さん)
「この日はお昼用と部活用で2つ。メカジキの酢照り焼き、入ってます」(野口真紀さん)
「卵焼きは甘めが好き。可愛くしたい日は、タコさんウインナ」(野口真紀さん)
「きぬさやをソテーしてから、豚キムチチャーハンをざっと作って」(野口真紀さん)
「娘と息子にひとつずつ。作っておいた鶏そぼろで4色弁当です」(野口真紀さん)
「梅干しがまるで“目玉おやじ”。絵はお弁当を見た息子が描きました」(野口真紀さん)
野口真紀さんの弁当作りが続くコツ
・ALL“のっけ弁”スタイルだから隙間なし、ボリューム満点! ・ほぼ作り置きはしない ・2品弁当、1品弁当の日も、できたてで
時短&洗い物が少ない! 鍋&フライパンひとつで3品弁当
副菜は、2品いっぺんに調理スタート。鍋やフライパンをほぼ汚さずに仕上げたら、メインに取りかかります。「“液体調味料を使うおかずは最後”と覚えれば、応用も簡単!」──野口真紀さん