広島新社長に久保雅義氏、副社長から昇格 「新たな取り組みをしていきたい」
サンフレッチェ広島は9日、代表取締役副社長を務める久保雅義氏(51)の代表取締役社長就任を発表した。 広島では2020年から仙田信吾氏が代表取締役社長に。新スタジアム移転などに尽力したなか、代表取締役副社長の久保氏にバトンタッチの運びとなった。 久保氏は2012年に入社し、様々な要職を歴任。2020年12月の取締役就任から、取締役副社長を挟み、今年10月から代表取締役副社長に就いた。 本日9日に行われた臨時取締役会の決議により、来年1月1日から代表取締役社長就任が決定した久保氏はクラブ公式サイトで次のようにコメントしている。 「このたび、代表取締役社長に就任いたしました久保雅義でございます。サンフレッチェファミリーの皆様、株主、パートナー企業の皆様、日頃より温かいご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます」 「2024年2月に、夢であったまちなかスタジアム『エディオンピースウイング広島』が開業いたしました。試合日にはスタジアム界隈の町並みが紫のユニフォームであふれる光景を目のあたりにし、夢見ていた風景に心躍りました。新スタジアム開業から1年が過ぎ新たに2年目を迎えます」 「就任に伴い、大きな責任と共にやりがいを感じております。わたしは2012年の初優勝の年に入社し、その時の感動を今でも覚えております。当時に比べ、クラブはビッククラブと呼ばれてもおかしくない規模となりました。常に優勝争いができるチームづくり、フロントとしてはそれを担うだけの事業拡大が求められます」 「新スタジアムが開業したことでクラブは大きく躍進いたしました。今までサンフレッチェ広島に携わっていただいた偉大な先人の皆様が培ってきたこと、そしてクラブ理念を大事に今後は事業拡大へ向けて常にチャレンジをし、新たな取り組みをしていきたいと考えております」 「チーム、フロントスタッフの力を一つにサンフレッチェ広島の更なる発展、そして地域の皆様に愛されるクラブを目指し邁進して参ります。引き続きご支援、ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」
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