【ライカ好きに朗報!】歴史的にも価値の高いM型ライカを公式オークションで競り落とせ!
45回目の開催を迎えるライカの公式オーディションが、11月23日にウィーンで開催!
今年2024年は、ライカがM型カメラの初代機を世に送り出してちょうど70年目。写真の歴史を一変させるきっかけとなった名機が多数出品される第45回「Leitz Photographica Auction(ライツ・フォトグラフィカ・オークション)」が開催されます。 【画像】ライカ公式オーディション「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」を見る ライカにとって大きな節目の年を祝福する今回は、コンセプトモデルからプロトタイプまで出品アイテムが423点にのぼり、写真文化の豊かで多様な歴史を感じさせる逸品揃い。 クルマ、時計好きのおじさん世代は、カメラにも造詣が深く、「M型ライカ」はノドから手が出るほど欲しいモノの一つ。オークションサイトを見て、入札しましょう!
どれを狙う? どれに惹かれる? 二度と手に入らない「M型ライカ」
今回のオークションには、全機能が正常に動作するM型ライカのプロトタイプや、初期のプロトタイプシャーシ10点セットのほか、非常に希少性が高い1960年製造のグレーペイントの「ライカM2」や、ライツ社のマーケティング部門のために製造された最初期のブラックペイントの「ライカM3」といったレアなM型ライカが出品されます。 今回のオークションでは1948年から1949年にかけて製造されたプロトタイプのうち全機能が正常に動作する状態で残っている「Leica M prototype」(ロット番号76)や、 1936年からの17年間にライカの技術者により製造された10点のプロトタイプ「Leica IV to M series Collection of Prototypes」(ロット番号79)が出品。 「Leica M2 grey paint」は、1960年にドイツ・ヴィースバーデンに駐留していた在欧アメリカ空軍に支給されたカメラのうちの1台で、支給されたのはわずか20台。個体のシリアルナンバーは「1005769」です。 今回出品される非常に貴重なアイテムは、「Leica M3 black paint Black Dial」(ロット番号83)。このカメラは1958年にライツ社のマーケティング部門用に製造されたデモ機で、マーケティング部門へ提供されたのは1958年12月12日のことです。 第45回「Leitz Photographica Auction」は、11月23日(土)午前11時(中央ヨーロッパ時間)からオーストリア・ウィーンのホテル・ブリストルで開催されます。
梶井 誠