【MLB】フィリーズがメッツに大勝 3年連続となるプレーオフ進出が決定 13年ぶり地区優勝へマジック「1」
【フィリーズ12-2メッツ】@シティ・フィールド
日本時間9月21日、フィリーズは敵地シティ・フィールドでのメッツ4連戦の2戦目を迎え、打線が爆発して12対2で大勝。「あと1勝」の状態から足踏みが続いていたが、3年連続となるプレーオフ進出が決定した。フィリーズ先発のクリストファー・サンチェスは5つの四球を与えるなど、やや安定感を欠いたものの、5回3安打2失点で11勝目(9敗)をマーク。メッツ先発のデービッド・ピーターソンは4回途中8安打5失点(自責点4)でマウンドを降り、3敗目(9勝)を喫した。 【動画】フィリーズのアレック・ボームが15号3ランを放つ 初回にホセ・イグレシアスの4号先頭打者アーチなどで2点を先制されたフィリーズだったが、2回表にエドムンド・ソーサの犠飛で1点を返すと、3回表にはニック・カステヤノスのタイムリー二塁打で同点に。4回表にはヨハン・ロハスの2点タイムリー二塁打、トレイ・ターナーのタイムリー、アレック・ボームの15号3ランで一挙6点を勝ち越した。 その後もフィリーズ打線の勢いは止まらず、5回裏二死満塁のピンチをサンチェスが切り抜けると、直後の6回表にボームのタイムリーなどで2点を追加。8回表にはJ・T・リアルミュートが13号2ランを放ち、12対2と一方的な展開となった。 「4番・三塁」のボームは5打数4安打4打点の大活躍で勝利に大きく貢献。なお、プレーオフ進出を決めたフィリーズは、今日の試合で対メッツのシーズン勝ち越しが決まったため、2011年以来13年ぶりとなる地区優勝へのマジックナンバーを一気に3つ減らして「1」としており、早ければ明日にも優勝が決まる。