キタサンブラック半弟、ドウデュース半妹など豪華布陣…インゼルTC が2024年度募集馬発表
9月2日、インゼルサラブレッドクラブが2024年募集馬ラインナップを公開した。創設4年目の同クラブは初年度産駒から7戦7勝の無敗馬、オーサムリザルトなどの活躍馬を輩出。オーサムリザルトはこの秋ブリーダーズカップへの参戦も予定されている。 【画像】インゼルTC・2024募集馬リスト 今年の募集馬は19頭。G1を7勝したキタサンブラックの半弟・シュガーハートの23(父コントレイル・牡)や、2022年のタービー馬、ドウデュースの半妹・ダストアンドダイヤモンズの23(父シルバーステート・牝)など、G1馬の兄弟がラインナップ。 また、京都2歳Sを勝利したマイラプソディの半弟、テディーズプロミスの23(父サトノダイヤモンド・牡)、オープン勝ちがあるドーブネの半妹、プレミアステップスの23(父キズナ・牝)など、注目の良血馬たちが名を連ねた。 預託調教師も同時に発表されており、数多くの名馬を手がけてきた友道康夫調教師、清水久詞調教師や、平成生まれで若手注目のトレーナー上原佑紀調教師など、トップトレーナーが勢揃い。
清水師「同時期のキタサンブラックよりよく見せている」
シュガーハートの23を管理するのはキタサンブラックと同じ清水久詞調教師に、ダストアンドダイヤモンズの23を管理するのはドウデュースと同じ友道康夫調教師に決定した。 清水久師はシュガーハートの23について「垢抜けた馬体が目を惹きますね。筋肉に柔らかみもあって手脚のバランスも非常に良いと思います。種牡馬の違いはありますが同時期の兄キタサンブラックより良く見せていると思います。9月には育成の三嶋牧場に移動する予定で今後の成長が更に楽しみです。」と、期待を寄せた。 ダストアンドダイヤモンズの23を管理することになった友道師は「伸びのある綺麗なシルエットと、バネのある大きなフットワークは、兄ドウデュースを彷彿とさせ、大舞台での活躍を期待しています」と、コメントを寄せた。9月2日より新規入会の受け付けを開始、10月1日からネットでの募集馬申し込みがスタートする。
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