【RIZIN】堀口恭司が初防衛に成功、大みそかは3年連続勝利も…開口一番謝罪「しょっぱい試合すみません!」
ズールーのパンチを被弾する場面も
格闘技イベント「RIZIN DECADE」(31日、さいたまスーパーアリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)第2部「RIZIN.49」第13試合フライ級タイトルマッチ、RIZIN MMA特別ルール(57キロ)5分×3R 【動画】パンチを被弾しファンもヒヤリ 堀口恭司が膝から崩れ落ちる瞬間 RIZINフライ級王者の堀口恭司(34=アメリカン・トップチーム)がタイトルマッチで、挑戦者エンカジムーロ・ズールー(35=南アフリカ)に3-0の判定勝利。防衛に成功した。これでRIZINでは5連勝。大みそかは2022年、23年に続き3連勝とした。 堀口は1R、コーナーに詰めると、ズールーを持ち上げリング中央まで運び一気にたたきつける。得意の肩固め、アナコンダチョーク、三角絞めを狙う場面もあった。終盤にはズールーの左のカウンターをもらい腰が落ち、ヒヤリとする瞬間も。 2Rはすぐにテイクダウンを奪う。パウンドを落としながら、コントロール。ブレイクされスタンドの展開に。ズールーの打撃を被弾し、1Rに続いて腰が落ちる。 3R、組みに行く堀口。しかし体の強さを発揮し、立ち上がるズールー。スタンドの展開に。2分半ではコーナーに詰め、左ストレートをクリーンヒットさせた。そしてテイクダウンすると、パウンドをたたき込んでいく。最後まで逃がさなかった。 堀口は判定が出る前から笑顔。3者から支持を受け、初防衛に成功した。安どの表情でズールーと抱き合った。 マイクを握ると「すみません、みなさん」と開口一番謝罪。「大みそかにしょっぱい試合をしてしまって。本当はKOとか一本で勝って、上を目指したかったんですが、しょっぱかったんで。また精進していきます」とファンへメッセージを送った。 堀口は群馬県出身の34歳。UFCのリングも経験した、日本人最強の一角として知られている。20年には朝倉海に勝利し、RIZINバンタム級のベルトを獲得。23年の大みそかには神龍誠に勝利してRIZINフライ級のベルトを獲得し、RIZIN史上初の2階級制覇王者となっていた。
ENCOUNT編集部