【ボクシング】WBC世界Sフライ級王者ロドリゲス「私に勝てる者はいない」10日に統一戦
プロボクシングWBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(24=米国/帝拳)が初防衛戦で団体内統一を狙う。 【写真】ロドリゲスと肩を組む那須川天心 9日(日本時間10日)、米フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで同暫定王者ペドロ・ゲバラ(35=メキシコ)と拳を交える。8日(同9日)には同地で前日計量に臨み、リミット(52・1キロ)よりもアンダーの114・8ポンド(約52・07キロ)でクリア。ゲバラも114・4ポンド(約51・89キロ)でパスした。 今年6月、同級最強と言われたフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)を7回KO撃破して以来のリング。ロドリゲスは「ペドロは全力を尽くしてやってくるだろう。この試合に勝てば彼の人生が変わるかもしれない。でも彼には申し訳ないが、私はそうはさせない、私の人生は今、良い状態にある」と自信に満ちた表情を浮かべた。 創刊100年以上の歴史と権威がある米老舗専門誌ザ・リング選定のパウンド・フォー・パウンド(体重差が同じと仮定した最強選手)の最新ランキングで7位に入る。エストラーダを下した際には9位から5位まで一時的にジャンプアップ。勢いある軽量級スターとして注目されている。ロドリゲスは「私に勝てる者はいないと思う。メンタル的にも肉体的にもレベルが違う。これは重要な試合だ。彼に勝てば大きなことが起こりうる」と圧勝を誓っていた。