絶対的守護神ソフトバンク・オスナがまさかの被弾、延長12回引き分ける 11回に中村晃の適時打などで2点勝ち越すが…
◆日本ハム4―4ソフトバンク=延長12回(17日、エスコンフィールド北海道) ソフトバンクは幸先よく2点を先制したが、その後の攻撃がつながらず2―2のまま延長戦に突入。ソフトバンク打線が延長11回に2点を奪ったが、その裏に守護神オスナがまさかの2ラン被弾。結局、延長12回で引き分けた。 ■ウソだろ…勝利目前オスナが特大悲弾【動画】 日本ハムはプロ初登板初先発の福島が先発。初回2死から柳田の中前打と山川の四球で一、二塁のチャンスをつくると、5番近藤が初球真っすぐを逆方向にはじき返し、先制の左前適時打をマーク。2試合連続で先制点をたたき出した。さらに栗原も13試合ぶりのタイムリーとなる右翼線適時二塁打で続き、初回に2点を先制した。 ソフトバンク先発は大関。4回3失点だった11日の日本ハム戦以来の登板となったが、2回に伏兵・石井に2ランを浴び、同点となった。 その後は立ち直る。5回は2死一、二塁のピンチを招くが松本剛を投ゴロに打ち取った。6回も先頭打者に四球を与えるが次の打者を併殺に打って取る。7回2失点と先発の仕事を果たしてマウンドを降りた。8回は松本裕、9回は津森が抑える。 打線は日本ハム投手陣をとらえられない。2回以降、立ち直った福島から点を挙げられず、6回からは4人の継投の前にゼロが続き、延長戦に突入した。 延長10回、ソフトバンクは4番手の杉山が2死二塁のピンチを防ぐと、11回の攻撃で1死満塁の好機をつくり、6番栗原の併殺崩れの間に1点を奪った。さらに代打で途中出場していた中村晃の適時中前打で大きな追加点を挙げた。その裏はクローザーのオスナがマウンドに上がったが、2死一塁からマルティネスに2ランを浴びた。 延長12回は藤井が2死一、二塁のピンチをしのいだ。
西日本新聞社