関東平野部で積雪も 午後は晴れても天気の急変に注意
関東平野部では8日(金)朝にかけて各地で雪やみぞれが降り、東京都心でも1センチの積雪を観測しました。この後、天気は次第に回復に向かいますが、午後は局地的に積乱雲が発生し、にわか雨や雷雨となるおそれがあり、注意が必要です。 【画像】慣れない“都心の積雪”で……滑りやすいのは「白線」「車の出入口」 寒い日はエアコントラブルに注意【#みんなのギモン】 関東平野部で7日(木)夜から降り出した雨は、明け方には雪に変わった所が多くなりました。東京都心含む関東の雪のピークは、通勤時間帯の午前7時から8時ごろまでで、午前11時現在は、雪がやんだり雨に変わってきた所が多く、内陸部では晴れ間も出ているようです。千葉や茨城を中心に残っている雨やみぞれも、昼ごろまでにはやむ見込みです。
この雪で観測された最深積雪は、さいたまで4センチ、東京都心や横浜で1センチとなりました。東京都心や横浜で3月に雪が降ることは珍しくありませんが、3月に1センチ以上の積雪を記録したのは4年ぶりのことになります。 東京都心や横浜、さいたまの積雪は、午前10時までに0センチとなりましたが、解析積雪深によると午前11時時点でも所々で、量は少ないものの芝生や土の上などを中心にうっすらと雪が残っている所があるようです。この積雪も急速に溶けて無くなりますが、念のため転倒やスリップ事故などにはご注意ください。 ■回復しても午後は天気急変のおそれ
関東の天気は回復するものの、午後は上空に強い寒気が流れ込む影響で、大気の状態が非常に不安定となりそうです。日差しが出ていても天気が急変して、急な強い雨やひょうが降る可能性があるほか、落雷や竜巻などの激しい突風が吹くおそれがあります。 お出かけの際は空模様の変化に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなどして、安全を確保するようにしてください。