一番人気に理由あり。イケオジが選ぶアウディA3が大幅アップデート!
車格と排気量は必ずしも一致しない最新クルマ事情
本国発表から約10日遅れで翻訳版の新型アウディA3の資料が発表されました。現時点で日本導入モデルの詳細は未定ですが、そのモデル構成は現行型(2021年5月~)に準ずると思われます。また、新型とはいえ基本的に今回はデビュー3年目のアップデート。しかし! インテリアデザインなど魅力的な変更点が見受けられます。 この記事の他の画像を見る
そもそも日本で一番売れているアウディがA3シリーズ(2023年の販売データ)です。ボディタイプは5ドアハッチバックの「スポーツバック」と4ドアの「セダン」の2タイプ。
現行型パワーユニットは「30TFSI」(110ps/200Nm)が1.0L直3ターボ(48Vマイルドハイブリッド)の前輪駆動モデル、「40TFSI」(190ps/320Nm)の2.0L直4ターボが四輪駆動のクワトロシステムの組合せ。もう少しパワーを望めばS3シリーズがあり、こちらは同じ2.0Lでも120ps出力が高く310psエンジンとなります(さらにこの上にRSシリーズがあります)。
ちなみに日本で2番目に売れているのがSUVのQ3です。多彩なラインナップをもつアウディといえども王道の選択はA3シリーズというハイブランドらしいリアルな結果となっています。
ゼロ金利が終わったとはいえ未だ円安の我が日本ですが、4月以降に円高が進めばお値段横バイなんて期待感もあります。とはいえ、現行モデルのエントリー価格を見てビックリ。なんとスポーツバック336万円、セダン355万円とお値打ち。イケてるデザインと先進のメカニズム、ブランド価値を考えれば買わない理由は見当たりません(生理的に受け入れられない人を除く)。
アウディといえばオジサン世代は是が非でもクワトロが欲しくなりますが、それでもスポーツバック466万円~、セダン485万円~というお値段。いまや500万円あってもイケてるクルマはそう多くありません。
割り切って軽くて軽快なフットワークでビュンビュン街中を走るFFモデルは魅力的です。しかも絶対的予算が少なくて済むのでイケオジの皆さんは次期愛車の選択リストに入れましょう。なんとなくA3が一番売れている理由が見えてきました。