【MLB】フィリーズがレッドソックスを破る 戦列復帰の吉田正尚は「5番・DH」で2打数0安打1四球
【フィリーズ4-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク
日本時間6月12日、メジャー最高勝率(.692)を誇るフィリーズは敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス3連戦がスタート。その初戦は先発のザック・ウィーラーが7回3安打1失点、リードオフマンのカイル・シュワーバーが2本塁打と投打の主力が活躍し、4対1で勝利を収めた。好投したウィーラーは8勝目(3敗)を挙げ、3番手のホセ・アルバラードが12セーブ目を記録。レッドソックス先発のカッター・クロフォードは6回6安打4失点(自責点2)で6敗目(2勝)を喫した。 【動画】フィリーズのカイル・シュワーバーが2本塁打を放つ(MLB.comより) フィリーズはシュワーバーがレッドソックス先発のクロフォードの初球を叩き、12号先頭打者アーチで1点を先制。1回裏にロブ・レフスナイダーの犠飛で追いつかれたが、4回表二死2・3塁から一塁ドミニク・スミスのタイムリーエラーで2点を勝ち越した。5回表にはシュワーバーにこの試合2本目のアーチとなる13号ソロが飛び出し、4対1と3点をリード。ウィーラーが7回3安打1失点の好投を見せたあと、マット・ストラーム、アルバラードとつなぎ、4対1で勝利した。 敗れたレッドソックスは左手親指を痛めていた吉田正尚がマイナーでのリハビリ出場2試合を経て、日本時間4月29日のカブス戦以来となる戦列復帰。「5番・DH」でスタメンに名を連ね、セカンドゴロ、四球、ライトフライで2打数0安打1四球だった。今季の打撃成績は打率.268、出塁率.348、OPS.726。メジャー2年目のシーズン、ここから調子を上げていけるか注目だ。