拳王、記者会見で「想い人」へ和歌でラブコール…「われても末に 逢はむとぞ思ふ」…元日日本武道館
プロレスリング・ノアの「ALL REBELLION」拳王が5日、来年元日の日本武道館大会へ向け記者会見した。 武道館で拳王は、いまだに正体不明の「想い人」とシングル対決。「想い人」とは1日の新宿FACE大会で来年2025年がノアの旗揚げ25周年を迎え「25年で25周年でふさわしい男と俺は闘いたいと思っているぞ」と明かした。そして「ふさわしい男と闘うべく俺は動く」と宣言。さらに「その男はプロレスリング・ノアのリングが一番似合うと俺は思っているし、てめぇらクソ野郎どももプロレスリング・ノアのリングが一番似合っていると思っている」とほのめかした。 会見で拳王は、沈黙の後に意を決したように口を開くと「新春の 方舟に乗る 想い人 われても末に 逢はむとぞ思ふ」と歌い上げると報道陣からの質疑応答をシャットアウト。フォトセッションでは直筆の「和歌」を公開。そして白昼の渋谷へ消えた。 拳王が詠み上げた和歌は、百人一首で鳥羽天皇の第一皇子・崇徳院が詠んだ「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」の一首から「本歌取」したものと思われる。歌の訳は、愛する人との「再会」を待ち望む思いを表している。 今回、拳王が「和歌」に託した思いから想像すると「想い人」へのキーワードは「再会」。そうなると過去に対戦した相手が予想される。ネット上では拳王の「想い人」を巡り予想合戦が起きている。その中で「秋山準」「KENTA」「中嶋勝彦」「森嶋猛」らの名前が飛び交う事態となっている。 ◆元日日本武道館大会全対戦カード ▼ダブルメインイベント2・GHCヘビー級選手権試合 王者・清宮海斗 VS 挑戦者・OZAWA ▼ダブルメインイベント1・スペシャルシングルマッチ NEW YEAR FIRST DREAM 中邑真輔 VS 佐々木憂流迦 ▼GHCタッグ選手権試合 王者組・丸藤正道、杉浦貴 VS 挑戦者組・ジャック・モリス、X ▼GHCナショナル選手権試合 王者・征矢学 VS 挑戦者・マサ北宮 ▼GHCジュニアヘビー級選手権試合 60分3本勝負 王者・ダガ VS 挑戦者・Eita ▼第4試合・スペシャルシングルマッチ 拳王 VS 想い人 ▼第3試合・シングルマッチ Brother vs Brother イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS ガレノ・デル・マル ▼第2試合・8人タッグマッチ NEW YEAR LIMIT BREAK 潮崎豪、モハメド ヨネ、小峠篤司、大原はじめ VS 藤田和之、石川修司、遠藤哲哉、ブラックめんそーれ ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合/3WAYマッチ 王者組・HAYATA、YO―HEY VS 挑戦者組・AMAKUSA、宮脇純太 VS 挑戦者組・アレハンドロ、カイ・フジムラ ※最初に勝利したチームが、この試合の勝者。 ▼ダークマッチ・NOAH THE RUMBLE(午後3時15分・試合開始 出場選手→小田嶋大樹、大和田侑、晴斗希、谷口周平、タダスケ、菊池悠斗ほか全13選手が出場。 ※2名の選手の対戦から開始、60秒ごとに選手が入場し対戦に加わっていく全13選手によるランブル戦。勝敗は、フォール、ギブアップの他にトップロープ越しに場外に落ちると失格となる「オーバー・ザ・トップロープ」形式を採用。優勝者にはどのGHCタイトルにも挑戦できる権利が与えられる。
報知新聞社