人類史上で最も長生きした女性が「1週間に1キロ食べた」好物とは…医師「疲れ知らずの体をつくるのに食事の変革は必須」
◆満足感のためだけに食事をしてはいけない 私たちの体は、食べたものでつくられ、食べたもので変わっていきます。 口から入れたものは、胃に送られて消化され、腸を経由して便として肛門から出てきます。 その過程で私たちは、「美味しかった」とか「お腹がいっぱいになった」という満足感を得ます。 しかし、そうした満足感のためだけに食事をしていたのでは、いつまで経っても慢性疲労から抜け出せません。
◆大事なのは「生化学」 大事なのは「生化学」です。かみ砕いて言うならば、食べたものがどういう成分に分解され、血液を通して体の中に吸収されていくかということです。 ブドウ糖は、エネルギー源としては大事だけれど、現代人が余らせすぎている成分の代表格です。 そして、余れば血糖値の乱高下を呼び、疲れを促進してしまう成分でもあります。 疲れ知らずの丈夫な体をつくるのに、食事の変革は必須で、それは、いくつになってからでも遅すぎるということはありません。 ※本稿は、『疲れない体をつくる最高の食事術』(小学館)の一部を再編集したものです。
牧田善二
【関連記事】
- 食後眠くなる。慢性的な疲労感や不調に悩まされる。医師「その根本原因は恐らくあなたが<よかれ>と思って補給しているものに…」
- 和田秀樹 年をとれば動脈硬化やがん細胞がない人は存在しない。老人の勝ち組になるには、50歳が分岐点【2023年間BEST10】
- 和田秀樹「夫源病」が話題になる昨今、実際<定年後の夫>ほど厄介な存在はなく…「60歳で結婚生活を続けるかを一度考え直す」ことのススメ
- 階段の上りと下り、実は筋トレ効果が高いのは…筋肉先生・谷本道哉「階段を避けてエスカレーターに行列、なんて本当にもったいない!」
- 長寿な人に共通する性格とは?1日60gのタンパク質摂取、今より10分多く体を動かす…食事や運動を意識しつつ、いかに人生を楽しめるかがカギ【2023編集部セレクション】