台風25号今後温帯低気圧に 本島北部は17日かけ大雨に注意
沖縄テレビ
台風25号は今後先島諸島の南で熱帯低気圧に変わる見込みですが、沖縄本島地方はこの週末、警報級の大雨となる恐れがあります。 台風25号は15日午後3時にはバシー海峡にあって北北西に進んでいて。台風は今後、先島諸島の南の海上で熱帯低気圧に変わる見込みです。 台風周辺の湿った空気や気圧の谷の影響で、本島地方は大気の状態が不安定になっています。雨雲の発達の程度によっては17日にかけて警報級の大雨となる恐れがあり、県の災害対策本部会議で玉城知事も警戒を呼びかけました。 玉城知事「台風第25号に伴う雨雲が沖縄地方に接近し今後、急激に発達して大雨となり、特に北部地域ではさらに被害が拡大する恐れがあります。最新の気象情報を確認するとともに、ハザードマップや避難先の確認など災害への備えをお願いいたします。」 先週、記録的な大雨に見舞われた国頭村では、15日も復旧に向けた作業が続けられています。住民は天気の行方や台風の影響を心配しています。 住民「精神的余裕はないですよ。ただ片付けに集中しているだけですね。」 大城健治区長「また同じようなぶり返しになった場合、本当に心が折れますよ。そうならないように願っています。」 本島北部ではこれまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、沖縄気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に十分注意するよう呼びかけています。
沖縄テレビ