センバツ高校野球 常総学院 選手紹介 加藤太一捕手 /茨城
◇打撃伸び盛りの強肩 加藤太一捕手(2年) 二塁送球の平均タイムが2秒を切る強肩の持ち主。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 配球が課題で2023年秋の公式戦は控えに甘んじたが、悔しさと危機感からライバルの正捕手、片岡陸斗(2年)や投手陣に意見を求め、引き出しを増やしてきた。公式戦こそ2試合の出場にとどまるが、秋から冬の練習試合では、けがで別調整が続いた片岡に代わって出場し、打率も3割に乗せた。2月の紅白戦でも本塁打を放つなど上り調子で、島田直也監督(53)は「入学後、一番伸びた選手」と褒める。 小学2年で野球を始め、4年からマスクをかぶる。中学時代の指導者が常総OBだった縁から「力を試したい」と入学した。色紙に込めた今年の目標は「全国制覇」。「先発し、1試合でも多く戦って日本一を達成したい」と意気込む。=つづく ……………………………………………………………………………………………………… ◇加藤太一(かとう・たいち)捕手 神奈川・茅ケ崎市立北陽中出身▽180センチ、75キロ▽右投げ右打ち