クリスティアーノ・ロナウドが代表引退を否定 「自分のサイクルが終わったということは頭にない」
39歳にして更なる挑戦を続ける
ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドは、ポルトガルメディア『A Bola』のインタビューに応じ、現時点で代表を退く考えを否定した。 2003年に代表デビューして以降、これまで数多くの試合に出場しポルトガル代表を支えてきたロナウド。今年で39歳となたストライカーは、今夏のEURO2024の後に代表チームを離れることは考えなかったのかと問われ、「それはすべてマスコミが話していることだ。自分のサイクルが終わったということは頭になかった。それどころか、正直なところさらにモチベーションが上がったよ」と語り、代表続行を明言した。 また、今後も代表を続けていく上で、控えからではなくスタメンで出場し続けると断言。いつかスタメンではなくなる日が来ても、代表に居続ける覚悟はあるかと問われると、「そう考えているんだね。キャリアの最後まで、自分は常にスタメンだと思っている。監督の決断に限らず、自分がプレイしてきたクラブでは常に監督をリスペクトしてきた。たまには監督も自分にひどい態度を取ったこともあったけどね(笑)。でも真面目な話、職業倫理がある限り常に監督の決断を尊重するよ」と監督の決断を尊重するも、スタメンの地位は譲らないことを語った。 「今のところ自分が感じているのは、監督の言葉にも表れているように自分はまだ代表チームにとって戦力であり、そうでなければ真っ先に自分が去るということだ。しかし、もし自分が去るのであれば、いつものように明確な良心を持って去るだろう。最も重要なことは、それぞれの瞬間、それぞれのサイクルに向き合うことだからだ。代表チームで素晴らしいキャリアを送り、自分たちの手本となり、大きな扉から去っていったペペの例がある 。ナショナルチームの代表である誰もが、常に大きな扉から去ることを考えなければならない 」とロナウドは自身の引退のタイミングについても言及。自信が代表に貢献し、チームからもそれを必要とされているうちは、代表から退くことは考えていないと述べた。
構成/ザ・ワールド編集部
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