子どもがカメラを持ったなら ~親子でフォト散歩のすすめ~【インフルエンサー SOLA】|Mart
「見て見て!」の気持ちを、より広い、遠い世界のものまで受け止めてあげられるのが写真のよさ。
自分と他者の視点の違いや、共感も経験していく。 【③親子のコミュニケーション、成長の記録】 撮影した写真を一緒に見ながら、「これはなぜ撮ったの?」「どう思った?」など、対話してみるとさら深まります。 上手とかキレイとかの評価はせずに、子どもの口から飛び出す思いもよらないキャプションに耳を傾けて。 まだ言葉を話せない小さな子でも、撮った写真を一緒に見てもらうことは嬉しいようです。
子どもの関心や世界観を、非言語レベルで知ることができます。
同じ場所で撮影した一連の写真をまとめて眺めると、その子の視野や世界観がよく見えてくる。
子どものマイカメラ、どう選ぶ?
かつて、筆者の子ども時代(昭和)は、フィルム一枚一枚にコストがかかり、子どもが遊びでやたらめったら撮ることなど、なかなか許されませんでした。カメラ自体も高級品=壊したら大変だから、おいそれと触らせてもらえない。 その後、デジタル化で現像代はかからなくなりましたが、それでもカメラは、一般的な子どものプレゼント価格帯のものだとやはりオモチャ画質で、ある程度きちんと写るカメラは数万円~しました。 それがいよいよ近年、主要メーカーでなくとも必要十分な性能のコンパクトカメラが、1万円以内でもたくさん発売され、おもちゃ以上、本格カメラ未満のレンジが一気に充実してきました。 カメラを選ぶ際には、ネットのレビューも見つつ、例えばわが家ではこんな観点で見ています。
まだマイカメラを持っていないころ。パパのスマホ、ママの仕事カメラ(ヒヤヒヤ)を借りて遊んでました。 【チェックしたい機能・ポイント】 まずは、撮る・見る(再生)の切り替え操作がシンプルで、子どもが直感的にできるもの。多機能すぎるカメラだと子どもが自分でスムーズに操作できず、ストレスを感じるのは避けたいところです。また、ゲーム機能などはついてない方が写真に集中できると思います。 子どものカメラ = キッズカメラ と考える必要はなく、じゃあ高性能なものほどいいかというと、そうでもない。なによりも、その子の成長段階に合ったカメラを持たせることが大事だなと思い、カメラも何度か「衣替え」してきました。 幼児~低学年のうちは、軽くて持ちやすい、いわゆるキッズカメラを。この頃は、ただ見たものをパシャパシャと捕まえるのが楽しく、お遊び機能も楽しんでいましたが、後に、やはり画質(表現性)が物足りなくなって卒業しました。