大谷翔平（AP）

　大谷翔平選手が所属するドジャースのデーブ・ロバーツ監督は１８日、右肩の故障で負傷者リスト（ＩＬ）入りしているギャビン・ストーン投手について「今季、おそらく戻らない」と語り、復帰が絶望的であることを明かした。今季チームトップの１１勝を挙げている右腕がポストシーズン（ＰＳ）も不在と分かった中、ネット上では大谷が望んでいるワールドシリーズ制覇へ悲観する声が相次いだ。 ◆大谷翔平、初回から決めた「49盗塁」ミスをつき一気に三塁へ【動画】 　ＰＳを見据えると、ドジャースは深刻な先発不足だ。先日はリハビリ中だったエース右腕グラスノーに右肘の故障が判明し、今季復帰は絶望的となった。プレーオフの先発陣は夏のトレードで獲得したフラハティ、復帰から２試合好投した山本由伸の２枚は確定的だが、３番手以降は不透明。現状では今季、不調のビューラー、左足親指の骨棘から復帰を目指すカーショー、新人右腕のナックが候補。ナックは１８日のマーリンズ戦で５イニング無失点で３勝目をマークしたが、心もとない状況となっている。 　Ｘ（旧ツイッター）では「グラスノーに続いて今度はストーンもかよ　ドジャース持ってなさすぎ」「ストーン今季絶望とかドジャース詰んどるやんけ！」「投手陣がいないと勝ちようがないので、ポストシーズン進出後は、優勝は諦めた方がいいかもしれない」「ドジャースピッチャーおらんすぎやろ」「ビューラーは前回の好投だけで判断できない、フラハティとナックもプレーオフに出てくるような打者相手には物足らない感否めず　山本も前回守備にかなり助けられてたしまだ信頼はできず　正直今のドジャースＰＳで信頼できる先発投手誰一人いない状態」などの声が並んだ。 　ドジャースは昨年、１００勝（６２敗）でナ・リーグ西地区を連覇したが、今年と同様に先発にけが人が続出したことで、ＰＳは２年連続で地区シリーズで敗退していた。