東京ディズニーシー 進化の歩みを振り返る ファンタジースプリングスいよいよオープン
日テレNEWS NNN
東京ディズニーシーの8番目の新テーマポート『ファンタジースプリングス』がきょう6日にグランドオープン。オープンから最大規模のエリア拡張を迎えるディズニーシーが、これまでどんな進化をしてきたのか、歩みを振り返ります。 【画像】6月開業のシー新エリア 全容を報道陣に公開
■2001年9月4日 オープン
東京ディズニーシーは『セブン・シーズ(7つの海)』という“海”をテーマにした世界初のディズニーテーマパークとして2001年9月にオープン。1988年に構想が発表されてから約13年という長い年月をかけ、総工費約3350億円、2年間におよぶ大工事を要しました。
オープンと共にスタートしたのは、メディテレーニアンハーバーで行われた『ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル』。装飾された船に乗ったディズニーの仲間たちやパフォーマーたちが生みだす、盛大なウォーターカーニバルです。クライマックスではハーバー周辺に上陸し、楽しいカーニバルを繰り広げました。 夜には、水上と夜空を舞台にした『ディズニーシー・シンフォニー』が行われました。ミッキーの指揮によって操られた照明や噴水、パイロ、そしてディズニー・ミュージックがひとつになって織り成す幻想的なショー。2004年4月まで公演され、同年7月からは“水の精”と“火の精”が恋におちていく物語を繰り広げる『ブラヴィッシーモ!』がスタートしました。 ブラヴィッシーモ!(BraviSEAmo!)とは、「最高(Bravissimo)」と「海(Sea)」を合わせた造語のことです。 2005年7月には、オープン以来初となる新アトラクション『レイジングスピリッツ』が導入されました。東京ディズニーリゾートで初めてとなる、360度の垂直回転が楽しめるローラーコースタータイプのアトラクションとして話題になりました。
■2006年~開園5周年 ファミリーで楽しめるパークへ
開園5周年を迎えた2006年には、昼のハーバーショー『レジェンド・オブ・ミシカ』がスタート。人間が争いをはじめ、リズムを奪いあったために、神話の世界“ミシカ”へ帰ってしまった伝説の生き物たちを呼び戻そうとする物語です。 炎や噴水、花火が目を引きますが、ドラゴンを操るパフォーマー、ユニコーンの後ろで揺れる船上でフライングをするパフォーマー、ミシカの世界観を見事に手話で表現する手話パフォーマー、ジェットスポーツで描かれるミッキーシェイプなど、細かな見どころが多く、2014年まで8年もの間、公演された人気のハーバーショーです。さらに、同年、落下型の新アトラクション『タワー・オブ・テラー』がオープンしました。 ここから東京ディズニーシーでは「ファミリーエンターテイメント」「ディズニーの夢の世界」「非日常」といった、ディズニーのテーマパークの原点である共通価値をさらに強くアピールすることで、子供から年配まで一緒に楽しめるパークへの開発計画を打ち出します。 そして2009年10月に新アトラクション『タートル・トーク』、2011年4月にキャラクターグリーティング施設『ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル』、2011年7月『ジャスミンのフライングカーペット』、2012年7月『トイ・ストーリー・マニア!』と、ファミリーで楽しめる施設を次々とオープンしました。