韓国代表ソン・フンミンに対して人種差別発言…同僚のウルグアイ代表MFに7試合の出場停止処分&罰金約2000万円
イングランドサッカー協会(FA)は18日、トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールがチームメイトの韓国代表FWソン・フンミンに対し、人種差別的な発言をしたとして、7試合の出場停止と罰金10万ポンド(約1955万円)の処分を科すと発表した。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 ベンタンクールは6月に母国ウルグアイのテレビ番組に出演した際、司会者からトッテナム選手のユニフォームを求められ、「ソニーの? 彼らはみんな同じに見えるから、それはソニーのいとこのかもしれないよ」と発言。この映像がネット上で拡散された後、非難を浴びたベンタンクールは公に謝罪し、ソンはウルグアイ代表MFとの間にわだかまりがないことを強調していた。 しかし、FAは「国籍や人種、民族的起源への言及(明示的か暗示的かを問わず)を含むため、FA規則E3.2で定義されている『悪質な違反』に該当する」とし、ベンタンクールへの処分を決定。なお、7試合の出場停止は全て国内試合となるため、期間中に開催されるUEFAヨーロッパリーグ(EL)のローマ戦やレンジャーズ戦には出場可能となる。