CLで不甲斐ない戦いを披露…凋落するスペイン・フットボール【現地発】
「時代の生き残り」が奮闘し、どうにか面目を保っていたが
パリSGに2試合合計1-5と完敗を喫したバルサ。(C) Getty Images
CLに参戦したチームが、揃って不甲斐ない戦いを披露。それ以外のクラブも、国内リーグでお粗末なプレーを連発している。数年前から問題視されていたスペイン勢の凋落は、もはやごまかしの効かないレベルに。(文:ヘスス・スアレス/訳:小宮良之 2021年3月18日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック スペイン』を転載) ―――◆―――◆――― チャンピオンズ・リーグ、ラウンド・オブ16の第1レグが終わった段階で、この原稿を書いている。 リオネル・メッシを擁するバルセロナが本拠地カンプ・ノウでパリ・サンジェルマンに1-4で敗れ、セビージャも同じくホームのボルシア・ドルトムント戦を2-3で落とした。アトレティコ・マドリーはチェルシーを相手に手も足も出ず、0-1と黒星を喫している。唯一レアル・マドリーだけはアウェーでしぶとくアタランタに勝利(1-0)したものの
本文:3,904文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。