【MLB】カージナルスが2年連続の負け越しを回避 フェディ好投で9勝目 ヘルズリーは球団記録に並ぶ48セーブ
【カージナルス5-2ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間9月26日、カージナルスは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦の2戦目を迎え、5対2で勝利。4連勝で今季81勝目を挙げ、レギュラーシーズンの勝率5割以上が確定した。カージナルス先発のエリック・フェディは7回87球を投げて被安打6、奪三振10、与四球1、失点1の好投で9勝目(9敗)をマーク。4番手のライアン・ヘルズリーは球団記録に並ぶ48セーブ目を記録し、ロッキーズ先発のオースティン・ゴンバーは古巣相手に5回7安打4失点で12敗目(5勝)を喫した。 【動画】カージナルスのエリック・フェディが10個の三振を奪う 2回表にトーマス・サジェシーのタイムリー二塁打で先制したカージナルスは、3回表にブレンダン・ドノバンの犠飛で1点を追加。3回裏にアーロン・シャンクのタイムリーで1点を返されたものの、4回表にペドロ・パヘスのタイムリー、5回表にポール・ゴールドシュミットの犠飛、6回表にパヘスのタイムリーと小刻みに加点し、5対1とリードを広げた。9回裏にブレントン・ドイルの23号ソロで3点差となったあと、一死1塁の場面で守護神ヘルズリーがマウンドへ。1球でサム・ヒリアードを併殺打に仕留め、トレバー・ローゼンタールが持つシーズン48セーブの球団記録に並んだ。 昨季は71勝91敗で33年ぶりの地区最下位に沈んだカージナルスだが、今季は4試合を残して81勝目を挙げ、勝率5割以上が確定。2年連続のレギュラーシーズン負け越しなら1994~95年以来、短縮シーズンを除くと1958~59年以来となるところだったが、名門球団の意地を見せた。とはいえ、首位ブリュワーズには大差をつけられ、2年連続のプレーオフ逸もすでに確定。メイソン・ウィンを筆頭に、チームの将来を担う若手が台頭しており、来季こそは2022年以来のプレーオフ進出を果たすシーズンとしたいところだろう。