年商70億円超! 東証グロースに新規上場するD2C企業「Aiロボティクス」のビジネスモデルとは
「D2Cブランド事業」は、自社EC・ECモール・店頭卸販売の3つのチャネルで展開。自社ECの売り上げが7割を占めている。集客は主にSNS広告を中心に展開。モール展開では楽天市場やAmazonなどの主要ECモールに出店。店頭卸では全国のドラッグストアやバラエティショップなど計約6200店舗(2024年7月現在)で展開している。
2024年4-6月期(第1四半期)のD2C事業の実績は前年同期比65.3%増の25億5900万円。内訳は、自社EC売上高が同59.4%増の16億9100万円、ECモール売上高が同85.4%増の6億3400万円、店頭卸が同61.4%増の2億3400万円。4-6月期時点の定期会員数は11万6277人。
主力ブランド「Yunth」のメイン商品「生VC美白美容液」は2024年7月現在で延べ300万個以上を出荷。2024年3月期においては同商品の売上が全体の売上高の77.5%を占めているという。「@cosme(アットコスメ)」では「ベストヒット賞2022 ブランド新人賞」を受賞したほか、「楽天市場」では「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2023 特別賞」、「楽天上半期ランキング 2024 美容・コスメ・香水ジャンル賞 1位」を受賞している。なお、開示資料によると「Yunth」はTOA(旧・日本コルマー)によるOEM製造となっている。
今後は、既存ブランド・商品に続く第二、第三の柱となるブランド・商品の育成と開発に積極的に取り組んでいくとしている。