第94回選抜高校野球 天理再始動、元気よく 2週間ぶりに全体練習 /奈良
<センバツ2022> センバツへの出場が決まった天理が2日、甲子園の舞台に向けて約2週間ぶりに全体練習を再開した。校内で新型コロナウイルスの陽性者が出たため1日まで休校しており、休校中はそれぞれ自主練習に励んでいた。 この日は授業後、午後4時15分ごろから練習をスタート。冒頭のミーティングでは、中村良二監督が「(コロナ下で)改めて野球ができる環境に感謝しよう」と話し、選手たちは真剣な表情で耳を傾けた。 ストレッチなどのウオーミングアップで体をほぐし、キャッチボールで肩をならした後は、シートノックやトスバッティングなどで汗を流した。グラウンド上では「ナイスボール!」「今の捕れたぞー!」など、ブランクを感じさせない元気な声が飛び交った。 大城志琉(しりゅう)外野手(2年)は「出場が決まって、気が引き締まった。選ばれたからには、甲子園にふさわしいチームになりたい。そのために、少しでもレベルアップしたい」と意気込んだ。【吉川雄飛】