FNSドキュメンタリー大賞に石川テレビ放送「珠洲の窯漢」 能登地震と2人の陶芸家追う
フジテレビ系列局がドキュメンタリーを競う「第33回FNSドキュメンタリー大賞」に、石川テレビ放送「珠洲の窯漢(かまおとこ)」が選ばれた。優秀賞はテレビ熊本「扉の先に~ゆりかごと内密出産~」、特別賞は関西テレビ放送「逆転裁判官の真意」と福島テレビ「ひとごと」に決まった。大賞は来年1月3日午前4時55分から、フジテレビで放送される。 FNSドキュメンタリー大賞は平成4年創設。今回はフジテレビ系列の28局が制作し、今年放送されたノミネート作品の中から審査された。石川テレビ放送の大賞受賞は第2回以来で、31年ぶり2回目。 「珠洲の窯漢」は、昨年5月に震度6強の地震、そして今年元日に震度7の能登半島地震に襲われた石川県珠洲市で、繰り返し絶望を味わいながらも再び立ち上がっていく対照的なキャラクターの2人の陶芸作家を見つめた。審査では「取材対象者との距離感も適度で心地よく、言葉という表現にだけに頼らずに映像で語りつくした力作」と高く評価された。 石川テレビ放送報道部の濱口真子ディレクターは「度重なる災害に見舞われた能登に、こうして焦点を当ててもらえることが何よりうれしいです」とコメントした。 優秀賞のテレビ熊本「扉の先に~ゆりかごと内密出産~」は、全国の病院で唯一「赤ちゃんポスト」を設置してから17年が経過した熊本市の慈恵病院を通じて、思春期を迎えた子供たちの出自を知る権利、ゆりかごの奥に見える女性たちの現実を追った。
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