「じゃあもうテレビでんなよ」佐久間P YouTuber芸人の“お笑いポリシー”に辛辣ツッコミ
お笑いコンビ・キングコングが12月11日、『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演。’18年10月から「カジサック」の芸名でYouTubeをスタートした梶原雄太(44)が“お笑いのポリシー”を明かした。 【写真あり】「じゃあもうテレビでんなよ」辛辣指摘されたYouTuber芸人 収録前に「くれぐれも“かからない”ように」と楽屋で番組プロデューサーの佐久間宣行氏(49)から釘を刺されたという梶原。“かかる”とは、競馬用語で馬が暴走し、騎手が制御できていないことで、呼吸が合わずチグハグな状態を指す。3年前に同番組にキングコングが出演した際、番組は“かかり気味”の梶原を扱いきれず、オンエアでは西野中心の編集となったという反省があった。 そんななか相方の西野亮廣(44)は、「ここの答えが出せてないんですよ、キングコングは」といい、“西野がイジられてる際の梶原の立ち回り方”が知りたいという。 西野によると、先日も『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演した際、梶原が「手持ち無沙汰な感じ」がしたといい、梶原もそれに頷き同意。梶原は「こんなん言うたら嫌がるかもしれんけど、(西野はイジられる)技術も高い。春日さんも嫌かもしれんけど(イジられる)技術が高い。で、若林さんは全力で春日さんを面白がってるじゃないですか」といい、オードリーの若林正恭(46)は、春日をイジるのを楽しんでいると指摘した。 一方で、梶原は「俺は、西野をリスペクトしてるんですよ」と主張。「リスペクトしてるからこそ、俺は応援してるんですよ。でも、その部分を皆が面白がりたい。その気持ちもわかる」としつつ、「でも俺は、応援してリスペクトしてるから、イジれないんですよ」と、西野をイジる流れに乗れない理由を明かした。 そして、「自分に嘘ついてまで、お笑いなんかできないよ!」と自らのお笑いポリシーを明かし、またも“かかり気味”にヒートアップ。佐久間Pが思わず「じゃあもう……」と漏らすと、梶原は「『じゃあもう』って何や! やめてしまえやで?」と食いかかった。すると、佐久間Pは「テレビ出んなよ!」と辛辣発言。番組Pからの辛口なツッコミにスタジオは騒然。若林は爆笑しながら「それは言いすぎよ、佐久間さん」とフォローした。 梶原は講談師のように机を叩きながら、「佐久間さん、わかる、その気持ちもわかるけど、俺は“テレビによる”って言ってんの。だって今どうでっか? めっちゃ楽しいやん。これやってたらテレビイケてるやん」と自己肯定しつつ、「俺、今テレビイケてるよね?」と弱気に確認。若林に「聞くな本番中に! この芸歴で聞かないだろ」などとツッコまれていた。だが、最終的には西野をイジれない梶原をイジる流れが完成し、スタジオの笑いを誘うことになった。 テレビでいじられキャラを確立しつつある西野に対し、自身の立ち位置を見つけられていない梶原。X上ではそんな梶原への佐久間氏のツッコミに共感する声が相次いだ。 《佐久間さんみたいな表に出てモノ言うタイプのプロデューサー、唯一無二で最高だね》 《他の芸人が言ってるならともかく、佐久間さんが言ってるのはマジっぽくていいなwww》 《仲が良いからこその強いディスり》 《佐久間さんが正しい。白黒で話してる時点でこの人のことは心配してしまう》 《自分に嘘つかないやつがカジサックチャンネルならそっちで頑張ったらええやん 嘘つかない自分の笑いがテレビで求められへんから今の位置なんよ》