今月友人の結婚式に参加しますが、ご祝儀は「渋沢栄一」の1万円札にすべきですか?“新紙幣”を3枚用意できなければ、福沢諭吉の旧紙幣でも問題ないでしょうか?
会費制ウェディングなら新札は不要
近年では、カジュアルウェディングが流行し、立食ビュッフェスタイルで会費が1万円という式も珍しくありません。その場合、渡すのはご祝儀ではなく会費なので、お金はご祝儀袋に入れず持参しましょう。もちろん、極端に汚れ・破れ・シワの多いお札は失礼になりますが、新札だと数えにくいため受付係の負担になるのです。 会費制だと、全員分のお金がまとめて新郎新婦に渡され、誰からどんなお札をもらったかは分かりません。「渋沢栄一」の中に「福沢諭吉」が混ざっていても見落とされてしまうでしょうから、わざわざ「渋沢栄一の新紙幣」を手に入れる必要はないでしょう。
場に合わせたマナーを
キャッシュレス化が進む近年、ご祝儀の支払い方法は様変わりしています。新郎新婦にキャッシュレス決済を提案されたら、無理に現金で通そうとせず提案に従っておきましょう。 また、ご祝儀を現金で包む場合は多少手間でも「渋沢栄一の新紙幣」を用意するのが無難です。ただし、新紙幣はまだ十分に行き渡っていないため、用意が難しい場合は福沢諭吉の旧紙幣でも問題ないと考えられます。どちらの紙幣を包むにしても、新札を用意する、金額に見合ったご祝儀袋を用意するなどでお祝いの気持ちは伝わるでしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部