〔ロンドン外為〕円、152円台後半(31日正午)
【ロンドン時事】31日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の利上げ観測の高まりを受けて円買い・ドル売りが優勢となる中、1ドル=152円台後半に上昇した。正午現在は152円67~77銭と、前日午後4時(153円11~21銭)比44銭の円高・ドル安。 日銀の植田和男総裁の発言内容を受けて追加利上げに対する期待が膨らみ、円が強含んだ海外市場の流れを引き継いだ。円買いの流れが一巡すると、持ち高調整の動きが出て上昇幅が縮小。時間外取引の米長期金利の動向を眺めた取引も出て、円は軟調に推移した。 対ユーロは1ユーロ=165円94銭~166円04銭(前日午後4時は166円33~43銭)と、39銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0863~0873ドル(同1.0858~0868ドル) ポンドは1ポンド=1.2974~2984ドル(同1.3007~3017ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8651~8661フラン(同0.8659~8669フラン)。