J3降格の群馬が新監督発表! 15年札幌在籍の沖田優コーチが就任「結果と成果を出していくこと、攻撃的なマインドを根付かせることをここでお約束」
ザスパ群馬は10日、北海道コンサドーレ札幌でトップチームコーチを務める沖田優氏(46)の監督就任を発表した。 沖田氏は現役時代、成田高校や筑波大学でプレー。2002年から筑波大学蹴球部のコーチとして指導者キャリアをスタートした。 2004年には大宮アルディージャで普及部コーチに。2005年から2007年までは同クラブでトップチームコーチを務めた。 2008年に札幌へ移り、2012年までトップチームコーチを担当。2013年と2014年はベガルタ仙台でトップチームコーチを担うが、2015年に札幌へ復帰した。 群馬は2024シーズン、大槻毅監督との3年目に臨むも、J2リーグ最下位に沈んでいた5月に指揮官交代を決断。武藤覚ヘッドコーチが監督に昇格したが、立て直すことはできず、最下位でシーズンを終えた。 J2降格の札幌を去り、J3降格の群馬で監督初挑戦となった沖田氏は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆ザスパ群馬 「この度ザスパ群馬の監督に就任させていただくことになりました沖田優です。新たに、攻撃的なマインドを植えつけながらJ2昇格を達成してJ1を目指すというビジョンをクラブは掲げていくなかで、監督として招聘してくださいました関係者をはじめ、決定に尽力していただいた方々に感謝申し上げます」 「その期待に結果と成果を出していくこと、攻撃的なマインドをクラブに根付かせることをここでお約束いたします。そしてこれまで歩んできたザスパ群馬の歴代の監督や選手、スポンサーの皆様やどんな時もザスパ群馬を応援し続けてきたサポーターの皆様に敬意を表し、これまでの歩みを強い土台として新たなザスパ群馬の歩みを進めてまいります」 「攻撃的なチームに変貌して即座に結果と成果を出すことは簡単なことではありません。ですが、クラブと選手スタッフとスポンサーの皆様とサポーターの皆様が1つの方向を向いて共闘した時には必ず達成できるものだと確信していますので、ザスパ群馬ファミリーとして一致団結して目標を達成していきましょう」 「その先に群馬県の子供達に攻撃的なサッカーで勝利していくザスパ群馬の試合を観てワクワクしてもらえる、毎試合観に行きたいと思ってもらえる、自分もこのチームでプレーしたいと思ってもらえるチームに共にしていきましょう」 「その近道としてJ3の熾烈な昇格争いに勝って1年でJ2に復帰できるようにご支援ご声援よろしくお願いいたします」 ◆北海道コンサドーレ札幌 「コンサドーレファミリーの皆様へ まずはじめに今シーズン結果を出せなかった事に対しまして、コーチとして大きな責任と悔しさを感じています。大変申し訳ありませんでした。来シーズン、新体制の北海道コンサドーレ札幌が躍動しJ1復帰を達成すること、攻撃的なチームとして更なる飛躍を遂げることを心から応援しています」 「ここまで15シーズンサポートありがとうございました。コンサドーレサポーターの声援はいつも最高でした。グランドキーパーさんの手がけるピッチもいつも最高でした。コーチとしてサッカーをさせていただく中で人間としてもサッカー人としても大きく成長させていただきました。ここまで共に闘ってきたコンサドーレファミリーの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」 「自分の人生の中で一番長く住んでいる街が札幌です。私も家族もこのチームに、この北海道の街に育ててもらったと思っています。その感謝の気持ちを自分の支えとして次のチャレンジをする決断をしました」 「来シーズンよりザスパ群馬の監督に就任させていただくことになりました。ここまでの北海道での成長に誇りと自信を持ち、ザスパ群馬が北海道コンサドーレ札幌とJ1で対戦することができるように挑戦してまいります。来シーズンのカテゴリーは違いますが、ザスパ群馬を少しでも注目していただけると嬉しいです。ここまで本当にありがとうございました。行ってきます」
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