韓国・フランチャイズの食品衛生法違反、過去5年で2583件に急増…若い者に人気の麻辣湯も
【09月12日 KOREA WAVE】韓国で、チキン、ハンバーガー、トッポッキ、ピザ、マーラータン、タンフルなどのフランチャイズ上位10社が、過去5年間で合計2583件の食品衛生法違反を指摘されていたことが明らかになった。このうち、MZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)に人気の麻辣湯(マーラータン)とタンフルのフランチャイズが占める違反件数は238件で、全体の9.2%を占めている。 食品医薬品安全処の資料によると、2019年から今年6月までの間に、上位10社のフランチャイズ店で食品衛生法違反が発生した件数は2583件に上った。違反件数は2019年の444件から、2023年には560件に増加しており、毎年増加傾向にある。違反が最も多かったのはチキンフランチャイズで、1155件に達した。次いでハンバーガー548件、トッポッキ358件、ピザ284件、麻辣湯219件、タンフル19件だった。 違反の内容では、基準および規格違反が39%(1008件)と最も多く、衛生教育未履修が24.8%(641件)、衛生的取り扱い基準違反が11.4%(294件)が続いた。処分の内訳としては、罰金が44.5%(1149件)、是正命令が42.7%(1104件)、営業停止が6%(155件)、課徴金が4%(103件)だった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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