【セルフメディケーション税制】友人は「市販薬で済ます派」です。病院なら薬も安いのに。市販薬はかえって高くつくのではないでしょうか。
市販薬のほうが高いとはかぎらない。セルフメディケーション税制の対象かどうかも確認しよう
病院で処方される薬(医療用医薬品)は、国が価格を決定するため、市販薬よりも負担が少ない場合があります。しかし、病院では初診料や再診料、検査料などの費用も発生するため、総合的な医療費としては市販薬を購入するほうが経済的な場合もあります。そのため、必ずしも病院のほうが安くつくとはかぎりません。 また、市販薬の年間購入額が一定額を超えると、セルフメディケーション税制の対象となり、所得税や住民税の負担が軽減されます。 対象品には「セルフメディケーション税控除対象」というマークが表示されているため、市販薬を購入する際に確認してみましょう。 出典 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 くすりQ&A 知っておきたい薬のはなし Q1 医師が処方するくすりと市販のくすりはどのようにちがうのですか? 社会医療法人 道北勤労者医療協会 薬の値段はどう決まる? 厚生労働省 セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について 国税庁 No.1133 健康の保持増進及び疾病の予防への取組を行っている場合 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー 監修:高橋庸夫 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部