【写真：Getty Images】

　イタリア・セリエA第1節、パルマ対フィオレンティーナが現地時間17日に行われた。試合は1-1のドローに終わっている。今夏の移籍市場でパルマに移籍となったサッカー日本代表GK鈴木彩艶がセリエAデビューを果たしている。この試合での鈴木の現地メディアからの評価はどうのようなものだったのか。　 　開幕戦に先発出場した鈴木は18分の2本連続のシュートをストップするなど前半から好セーブを連発。その活躍に応えるかのようにデニス・マンが22分にゴールを奪い、先制に成功した。鈴木はフィオレンティーナを無失点に抑え、試合は後半へ折り返す。 　フィオレンティーナ攻撃陣を完璧に抑えていたが、鈴木が自らのハンドで相手にFKを与えてしまい、そのFKをクリスティアーノ・ビラーギに決められ、パルマは同点に追いつかれる。83分にフィオレンティーナDFマリン・ポングラチッチが2枚目のイエローカードで退場処分となるも、結局試合は同点のまま終了となった。 　この試合の採点をイタリアメディア『スポーツ・パルマ』が掲載。鈴木に対して「6」をつけ、「前半は主人公だった」と絶賛している。しかし、失点に関与してしまったことで評価は上がらず。「彼は、ビラーギの素晴らしい同点弾につながるFKを与えてしまった」と説明。痛恨のミスがなく勝利となっていれば、評価はもっと違ったことだろう。 　セリエAデビュー戦で好パフォーマンスを見せた鈴木は、イタリアで今後どんなプレーを見せてくれるのだろうか。