新日本プロレス社長の棚橋弘至と増田英彦に意外な因縁「あの時、落とされた会社の社長と…」【週刊プロレス】
昨年12月に新日本プロレス社長に就任した棚橋弘至が3月14日、ABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」に生出演した。 【写真】貴重! ラジオ番組の収録風景&オフショット集
もともと「NEW JAPAN CUP」中のオフを利用しての出演予定だったが、関節負傷によりシリーズを欠場。回復が進んだこともあって代役を立てず、これだけのために来阪してプロモーションに努めた。 大のプロレスファンで高校3年生の時、就職活動で新日本プロレスを訪ねたものの希望が叶わなかった増田英彦さん。「あの時、落とされた会社の社長と今、こうやって向かい合ってる」と不思議な感覚でありながらも、出演冒頭から“プロレストーク”がはずむ。 前日に仕事で一緒になった赤星憲広さん(元阪神タイガース)から現在の新日本プロレス情報をしっかり仕入れており、“新日本プロレスハンター”として出演した棚橋社長に質問をぶつけていった。ちなみに赤星さんは新日本プロレス大阪大会に足しげく観戦に訪れているとのこと(以前、ゲスト解説を務めたことも)。 増田さんから「子供のころからプロレスラーにあこがれて、プロレスラーになることは夢見てたかもしれないですけど、社長の座にいることは想像してなかったんじゃないですか?」の質問に棚橋社長は、「僕は記憶になかったんですけど、2015年ぐらいに『社長になる』って、どっかで言ってたらしくて……。それが言霊となって浮遊してたものが着地したって感じですかね。野心があったんですかね?」と、まったく想定外のことではなかったと振り返った。 番組内では最近のプロレスニュースとして、「オカダ・カズチカ新日本プロレス離脱」「モハメド・アリWWE殿堂入り」「吉江豊試合後に急死」「先月開催の学生プロレスオールスター大会超満員大盛況」をピックアップ。それぞれに対して棚橋社長の意見、さらに棚橋社長にとって猪木に対するアリに位置する選手の存在、注目選手を述べたほか、辻陽太との入門以前にあったエピソード、新日本プロレス内に“棚橋ダイエットプロジェクト”が立ち上がったことを明かした。 なお同番組はradikoプレミアム(有料)のタイムシフト機能で放送終了後1週間視聴可能。 橋爪哲也
週刊プロレス編集部