マラソン五輪代表に内定 前田選手が会見(全文2完)金メダル目指して練習に取り組みたい
マラソンの東京五輪代表選考会「MGC」が15日午前、東京都内で行われ、男子優勝の中村匠吾選手、2位の服部勇馬選手、女子優勝の前田穂南選手、2位の鈴木亜由子選手が代表に内定した。同日午後、内定選手が記者会見を行った。 【動画】マラソン五輪代表に内定 中村匠吾選手、前田穂南選手らが会見 ※【＊＊＊＊ 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「マラソン五輪代表に内定 中村匠吾選手、前田穂南選手らが会見（2019年9月15日）」に対応しております。 ◇ ◇
過去の経験が生きた部分は？
西日本新聞：西日本新聞の【イトウ 00:57:42】と申します。武冨監督にお伺いしたいんですけども、まずはおめでとうございます。天満屋さんからは2大会ぶり、5人目の代表だと思うんですけども、過去の経験が生きた部分と、リオであと一歩のところで五輪代表を出せなかった反省の、それぞれ生かされている部分を、あれば教えてください。 武冨：あまり頭が悪いからかどうか分からないんですけど、過去の選手がどういうふうなことをっていうことをするよりは、もう彼女に合った練習メニューを、こつこつと考えて、それを実行させるっていう。ただその中で、このレベルの練習ができたら2時間21分だったり2分だったりっていう感覚でしかやってなくて、それを前田の場合は、まだやはり正直、野口さんとか、記録にチャレンジするほどの練習を、1回試そうと思ってやったんですけどできなくて、まだやはり20分切る力はないなという感じでは見てたんですけども、そのくらいの感覚ですね。だから、そこで失敗したから駄目とかいうこともなくて、本当にその選手にとって最良の方法はどうしたらいいかということばかりしかない、考え方としてはないですね、はい。 司会：ありがとうございます。失礼しました、緑色のお召し物の女性の方、はい、お願いいたします。
五輪ではどういう成績を収めたいか
増島：おめでとうございます、増島です。前田さん、今日走って、これ、通過点だと思いますけれども、オリンピックという目標がより具体的になったと思います。どんな走りをして、そしてどういう成績を収めたいと今思ってらっしゃるかを教えてください。で、武冨監督、お願いいたします。今の質問もありましたが、5人のオリンピック代表を送り出してきた中で、前田さんの特徴というか、今おっしゃった、過去の選手たちと比べて、みんな強かったですけれども、どういうところが今までの選手と比べていいなというふうに今思ってらっしゃるでしょうか。 前田：今大会しっかり優勝してオリンピックの切符を取ったので、これからしっかりまた切り替えて、世界でしっかり戦えるように、金メダルを目指して練習に取り組んでいきたいと思います。 武冨：5人目ですかね、ということなんですけども、そうだな、どこが優れてるということを言えば、さっきも言った、あんまり比べたくはないんですけど、こちらが本当に一番すごいなと思うのは、やはり競技のことを全て生活の一部にしてるな、ほかの余分なことに手を出さずにしっかりと集中できてるなというのが、それがこの5年間、5年目になりますけども、本当にぶれなくて、こつこつと積み上げてこれた選手ではないかなと思いますね。やっぱりどうしても、けがだったりすると、少し気持ちがそれたりするんですけど、そういうところがない選手で、本当に今までの中でも取り組みやすい選手だと思いますね。 司会：ありがとうございます。続いてご質問ある方、挙手をお願いします。では前方の女性の方、お願いいたします。
