【ただねじるだけ】上半身痩せが叶う!お腹痩せしながら姿勢も整う「ラクに続けられるツイストポーズ」
年齢とともに気になってくる「ぽっこりお腹」と「姿勢の崩れ」。そのどちらもに同時に働きかけられるエクササイズが「ねじり」です。身体の軸を感じながら行う簡単ツイストポーズで、スタイルアップを目指しましょう! *写真で詳しいやり方を見る→お腹痩せしながら姿勢も整う「ラクに続けられるツイストポーズ」 ■身体をねじることの効果とは デスクワークなどで腰が痛くなった際に、背もたれを利用して、腰を伸ばしたりねじったりする人は多いのではないでしょうか。少しリフレッシュできた気分にもなりますよね。でも実は「ねじり」にはそれだけでない効果がたくさんあるのです。 ■■ねじりの効果 ●内臓マッサージとデトックス効果 ツイストポーズをすると、腹部が圧迫され内臓が軽くマッサージされるため、血液の循環が促進されます。これにより、消化機能が改善し、体内の老廃物が排出されるのを助けてくれます。 ●筋肉の緊張緩和 背中や肩まわり、腰まわりの筋肉がリラックスし、緊張が解けやすくなりリラックス効果があります。また呼吸に合わせて行うことで筋肉の緊張が緩和しやすくなり、背骨の可動域も広がっていきます。 ●脊柱の柔軟性向上 ツイストポーズは脊柱のねじれを伴うため、背骨まわりの筋肉や関節が伸び、柔軟性が向上します。また背骨に直接アプローチできるため自律神経を整えることにも繋がります。 ●姿勢のリセット ツイストポーズは、身体の前側と後ろ側、両方の動きが不可欠となります。そのため、お腹の筋肉(腹筋群)と背中の筋肉(背筋群)が使われ良い姿勢が保たれやすくなります。筋力アップにも期待できるので、お腹周りの引き締めや腰痛予防にもなります。 ■ツイストの基本 ツイストと聞くと身体をねじるイメージが先行して、胸から振り向きがちです。お腹にも効かせるために、より効果的なツイストの基本を知りましょう。 1.背骨をまっすぐ伸ばす 大切なのが、おへそを意識すること。お尻の少し上にある平らな骨(仙骨:せんこつ)を真っすぐ前に向け、身体の軸を保つようにしましょう。 2.おへそからねじる おへそからねじることを意識をすることで、一層ツイストが深められ、より筋力を使う感覚が分かるはずです。じわじわと内側から絞られるため、キツイと感じるかもしれません。イメージとしては、「布巾を絞る感覚」。お腹の内側から徐々に絞り出すイメージを持ちながら、軸を感じて呼吸を止めずに行いましょう。 ■膝をついて行うツイストポーズ 1、両膝を床につき、膝立ちになります。両手は腰にあて、足のつま先を立て呼吸を整えます。 2、右脚を前に出し、かかとの真上に膝がくるようにします。左脚はつま先を立てたまま、お腹に力を入れてバランスを取りましょう。 3、息を吸いながら、両手を上に伸ばします。 4、吐きながら腕を下ろし、右手を腰に添え、左手の甲を右膝の外側にあてます。 5、もう一度息を吸って、背筋をまっすぐ伸ばし、吐きながら身体を右へツイストします。おへそ→肋骨→胸→最後に目線の順にねじりましょう。 6、余裕があれば、右手を横に伸ばし、呼吸をしながらさらにツイストを深めていきましょう。 7、息を吸って両手を上に伸ばし、吐きながら上半身を倒し床に両手をつきます。 8、両膝を曲げて正座になり、両手を軽く前に伸ばしておでこを床につけます。(チャイルドポーズ) 9、脚を入れ替えて反対側も行いましょう。 ライター/岩崎奈緒子(ヨガ講師)
岩﨑奈緒子