男子ゴルフ・平田憲聖 来季主戦場は米下部ツアー 異国の地で新たなスタートも「ワクワクしている」
今季ツアー最多4勝を挙げた平田憲聖(24=ELECOM)が26日、ミズノ大阪本社を訪問した。 水野明人社長からツアー年間4勝記念アイアン型トロフィーを贈呈され「また来年からも頑張りたいと身が引き締まる思いになりました」と語った。 今季は9月に3勝を挙げるなど大躍進。24年を表す漢字には「幸」を挙げ「いろんなことを経験して1年を振り返ると、1年通して言える言葉は幸せ」と嬉しそうにはにかんだ。 今月行われた米男子ゴルフツアー最終予選会では最終日に64を叩き出すも、8位で惜しくも来季米ツアー出場権獲得はならなかった。17日に帰国するもインフルエンザに感染し、その後は療養。「久しぶりにしんどくて…」と25日から再び練習を再開した。 来季は米下部ツアー(コーンフェリー)を主戦場として戦う。現状は出場優先順位を入れ替えるリシャッフル前までの12試合に出場できる見込みで、年間ポイントランクで上位30人に与えられる米ツアー出場権獲得を目指す。異国の地で新たなスタートを切る24歳は「今は不安はないです。凄いポジティブでワクワクしている」と心を躍らせた。 2025年初戦は、招待選手として出場する1月9日開幕のソニー・オープン(ハワイ州)。「来年は海外に出ながら色んな経験をして、強くなって日本に帰ってこられたら」と成長した姿で日本ツアーに帰ってくることを誓った。