ピラティスの指導者がアドバイス! 40歳を過ぎたら運動は「ハードに」ではなく「スマートに」(海外)
ピラティス・インストラクターのリア・バーサさん(41)は、年齢を重ねるにつれ、長生きをするための運動を優先するようになったと話している。 短めの、軽めの運動が忙しいスケジュールの中でも活力と体力を維持するのに役立っているという。 ピラティスをベースにしたバーサさんのワークアウトには筋力の増強、可動性の向上、マインドフルネスが含まれている。 40歳を超えても健康でいるためには、賢くならなければならない。 2人の子どもの母親で、フィットネスアプリ「B The Method」を立ち上げたリア・バーサさんにとって、それはローインパクト(低負荷)の運動を意味する。 バーサさんは20代から30代前半までは高強度の有酸素運動とピラティスの指導で自分の身体を限界まで追い込んでいたとBusiness Insiderに語った。 子どもが生まれて30代半ばに差し掛かった時、バーサさんは変化が必要だと感じた。自分が長期的にどう感じたいかを考えた。 「長い間、同じようなやり方でトレーニングや指導をしてきましたが、あまりにも厳格だったので、自分自身が頭打ちというか飽きてきたんです。自分の身体がどのように年を取ってきているのか、必ずしも直感的に理解できるものではないと感じました」 そこでバーサさんは2018年に独自のメソッドを開発し、ピラティスに呼吸法や筋肉をさりげなく調整する動きといったウェルネス・テクニックをプラスしたオンライン・フィットネスブランドを立ち上げた。 古典的なピラティス、そしてリフォーマーのような大きなマシンからのシフトは、年齢を重ねたバーサさんの身体によりフィットし、世界中で何千人もの会員を引き付けた。バーサさんは女優のオーブリー・プラザやシンシア・エリヴォ、エゴ・ノワディム、モデルのマーサ・ハントといった有名人のクライアントも担当してきた。 「最終的に、自分の身体をどのようにサポートするのかを考えたんです」とバーサさんは言う。 「わたしは2人の娘を持つ母親です。身体を鍛え、人に教え、事務的な仕事もこなした上で、2人を世話し、食べさせなければなりません。運動は精神的にも本当に助けになると思います」