ウォズニアッキが2日がかりのママ対決でスビトリーナに競り勝ち2回戦へ [バート ホンブルク・オープン／テニス]

写真はロスシー・クラシック（イギリス・バーミンガム）でのカロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）（Getty Images）

　WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」（WTA500／ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク／6月23～29日／賞金総額80万2237ユーロ／グラスコート）の女子シングルス1回戦で、ワイルドカード（主催者推薦枠）を得て参戦した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）が第7シードのエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）に6-3 6-7(4) 7-5で競り勝った。 ～バート ホンブルク・オープンで日没順延を経て初戦を突破した元世界ナンバーワンのウォズニアッキ選手～ 　この試合は前日に始まったが、第3セット第3ゲームをブレークしたスビトリーナが2-1とリードした時点で日没順延となっていた。 　前日の最終ゲームでウォズニアッキは足を滑らせて転倒し、メディカルタイムアウトを取って治療を受けていた。しかし翌日の再開後にウォズニアッキは1-3から4ゲームを連取して逆転し、5-5に追いつかれたあと続く2ゲームを連取して2時間40分の激闘に終止符を打った。 「昨日は太陽の下でプレーし、それから暗くなってコートが滑りやすくなって不運にも私は転んでしまった。でも夜にぐっすり眠って治療も受けたから、今日はかなりよくなっていた。とにかく体を動かしてアグレッシブにプレーするだけだったわ」とウォズニアッキは2日がかりの試合を振り返った。 　ウォズニアッキは次のラウンドで、予選勝者のディアン・パリー（フランス）を3-6 7-5 6-1で破って勝ち上がったベロニカ・クデルメトワ（ロシア）と対戦する。 　そのほかの試合ではドナ・ベキッチ（クロアチア）、予選勝者のビクトリヤ・トモバ（ブルガリア）、ワイルドカードで出場した元世界ランク2位のパウラ・バドーサ（スペイン）が8強入りを決め、ペイトン・スターンズ（アメリカ）が2回戦に駒を進めたが、第2シードのリュドミラ・サムソノワ（ロシア）とカテリーナ・シニアコバ（チェコ）の2回戦は第2セット途中（シニアコバから6-3 2-2）で日没順延となった。 　第6シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）はベキッチに4-6 6-3 3-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。