ブリンケン米国務長官、アフガン撤退を擁護 20年の戦争を終結
Patricia Zengerle Humeyra Pamuk [ワシントン 11日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は11日、2021年のアフガニスタンからの米軍撤退を擁護した。20年に及ぶ戦争を終結させ、他の紛争への資源配分を可能にしたと主張した。 ブリンケン氏は下院外交委員会で「我々の敵、特にロシアは、我々がさらに20年間アフガニスタンにとどまり続けることを嬉しく思っただろう」と指摘した。 共和党のマイケル・マッコール議員は、21年8月にカブール空港で発生した自爆攻撃で13人の米国人が死亡したことや、タリバンの支配が進む中で避難できなかった何千人ものアフガニスタンの人々に対する責任を追及した。 「あなたは職員からの崩壊の警告を無視した」とマッコール氏は述べた。 ブリンケン氏は、アフガニスタンを去りたいと思った全ての米国人が退去する機会があったと主張。アフガニスタンの人々の多くが再定住したとも説明した。その上で、残っている人々を助けることに米国は引き続き取り組んでいると述べた。