どっちが優秀か比べてみた? 業務スーパーと肉のハナマサ「冷凍&チルド食品」5番勝負
ハナマサの牛すじカレーは野菜ゴロゴロ、牛すじトロトロで、食べ応え十分。牛すじ独特の旨みがしっかり感じられます。それに対し、業スーのカレーは、品があって味のバランスが完璧。銀色のソースポット、グレイビーボードに入って目の前に出されたら、ホテルカレーと勘違いできるほど美味しい!
おそらくですが、あめ色玉ねぎ、トマトソースだけではなく、マンゴーピューレ、濃縮りんご果汁、濃縮いちご果汁がいい仕事をしていて、フルーツの甘味や酸味が縁の下の力持ちとして、味に深みと華やかさをプラスしているものと思われます。中堅戦は、ハナマサのカレーの勝利! この値段でこのクオリティに衝撃です。
【副将戦】開けたら全然違った! 「ピザ」を食べ比べ
副将戦はピザ対決。『肉のハナマサ』の「チーズピザ」と、『業務スーパー』の「ゴーダ&モッツァレラピザ」です。ハナマサのチーズピザのパッケージには、「チーズの美味しさにこだわりました。お好みで具材をトッピングしても楽しい、シンプルなチーズピザです」。一方業スーのピザには「ふんわりとしたピザクラフトに、厳選されたチーズ、コーン、パセリをトッピングして歯切れの良い本格ピザに仕上げています。香味豊かにお召し上がりください」と書かれています。
しかしこの対決、圧倒的にハナマサのピザに軍配が上がりました。業スーのピザは、開封してみたらチーズがほんのちょっとしか乗っていませんでした。そして今時の冷凍ピザなら当たり前になってきた生地ではなく、一昔前の冷凍ピザにあった、カリッとしっかり生地。そして加熱すると焦げやすい!
一昔前の冷凍ピザの味をこよなく愛する人なら、これは残して欲しい『レトロピザ』ですが、デリバリーやスーパーのオリジナルピザだって、今ではモチモチとか薄焼きカリッと生地が当たり前。なぜ今この生地? そもそもチーズ少なすぎなのに、なぜ商品名でモッツァレラとゴーダを前面に出したの? とツッコミの嵐。ということで、副将戦はハナマサの圧倒的勝利です。昭和や平成初期の、あの冷凍ピザを愛する人は業スーのピザをぜひ。