最後のウィンブルドンで予選敗退、引退表明の元世界8位シュワルツマン 本戦出場ならず<男子テニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は24日、男子シングルスの予選1回戦が行われ、現役引退を表明している世界ランク185位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)はワイルドカード(主催者推薦)で出場している同322位のJ・クラーク(イギリス)に4-6, 3-6のストレートで敗れ予選敗退となり、最後のウィンブルドンで本戦出場とはならなかった。 【錦織圭vsナヴォーネ 1ポイント速報】 3試合に勝利すると本戦入りすることができるこの予選。 31歳のシュワルツマンはこれまでシングルスツアー4勝をあげ、2020年10月には世界ランク8位を記録。ウィンブルドンには過去8度出場しており、2019年と2021年には3回戦進出を果たした。 そのシュワルツマンは今年5月に自身のSNSで2025年のアルゼンチンでの大会を最後に現役を引退すると表明した。 今回が最後のウィンブルドンとなるシュワルツマンは予選から出場。予選1回戦では地元イギリスのクラークと対戦した。 第1セット、シュワルツマンはリターンゲームで2度のブレークに成功するも、自身のサービスゲームでは3度のブレークを奪われ先行される。 第2セット、第7ゲームで3度のブレークポイントを逃したシュワルツマンは直後の第8ゲームでブレークポイントを握られると、最後はフォアハンドをミス。その後の第9ゲームをキープされたシュワルツマンは1時間31分で力尽き、最後のウィンブルドンで本戦出場とはならなかった。 勝利したクラークは予選2回戦で世界ランク223位のQ・アリス(フランス)と対戦する。アリスは予選1回戦で予選第7シードのG・バレール(フランス)を下しての勝ち上がり。
tennis365.net