竜のドラフト6位右腕がヤバい!聖カタリナ学園高・有馬惠叶投手が無限大の伸びしろを秘めている理由
【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】 CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム 【動画】最終戦で田中幹也が見せた気迫のダイビングキャッチがこちら【2分10秒~】 このコラム(?)は「サンドラ」を観られなかった全国のドラ友に話したい!との思いから番組の内容を綴る、竜党のみなさんに向けた、竜党による、竜党のためのコラム(?)である。 11月10日の放送回はドラゴンズのドラフト6位指名・有馬惠叶(ありまけいと)投手がスタジオ生出演。有馬投手のセールスポイントで真っ先に挙げられるのが身長190センチの恵まれた体格。長身から投げ下ろす直球とフォークを武器に愛媛県の聖カタリナ学園高校を夏の甲子園初出場に導いた。身長に注目が集まりがちだが、実はもっと驚きの事実が存在した。有馬投手の伸びしろが無限大と言われるその理由とは…
公式戦初先発は高3の夏
愛媛県宇和島市出身の有馬投手が小学生の時に夢中になっていたのはソフトボール。野球を始めたのは中学に入ってから。「お兄ちゃんが野球をやっていたから自分も始めたっていうのがありますね」と振り返る。高校は松山にある聖カタリナ学園高校に進学したのだがレギュラーには程遠く、2年の秋までは背番号ももらえない記録員だった。 有馬投手:投手はずっとしていたんですけど、練習方法とかそういうのがまったく分からなくて。トレーニングとかランメニューだったりウエイトだったりを本格的にやり始めたのがちょうど一年前(高2の秋)くらいでしたね 投手としての本格的な取り組みを始めたことで劇的な成長を遂げた。高校3年夏の愛媛県大会で公式戦初先発をはたすとエースとして奮投。浮田宏行監督は「有馬が投げないと夏は勝ち抜けないという確信がありました。背番号『1』を渡したときに"自分が甲子園に連れていくんだ"という精神状態に変わっていた。そういうところがすごく私の中では評価するところだと思います」と有馬投手のメンタル面の成長も認めていた。夏の県予選決勝の9回、2死1、2塁と一打逆転のピンチを見事しのぎ、132球の力投でチームを夏の甲子園初出場に導いた。