現役ドラフト オリックスは西武・本田圭佑を獲得 通算138試合の先発と中継ぎが可能な万能右腕
プロ野球・現役ドラフト(9日、非公開)オリックスは9日、現役ドラフトで西武・本田圭佑投手(31)を獲得した。背番号は60。 本田は宮城・仙台市出身の右腕で東北学院高、東北学院大を経て2016年にドラフト6位で西武に入団。7年目の2022年に救援で自己最多の45試合に登板し、4勝2敗、20ホールド、防御率1・97と活躍。昨季は25試合、今季も31試合に登板し、通算138試合と1軍の実績は豊富だ。先発経験もあり、先発と中継ぎをこなせる万能型だが、取材に応じた福良GMは「中(継ぎ)のイメージが強いかな」と話しつつ「上(1軍)でも実績ある。やっぱりうちの中では上の方のリストに上がっていた選手だった」と説明した。 獲得した本田に代わって、山足達也内野手(31)が広島に移籍することが決定。大阪桐蔭高、立命館大、Honda鈴鹿を経て2018年にドラフト8位で入団し、7年目の今季は主に守備固めや代走で43試合に出場した。 山足は球団を通じ「7年間お世話になったオリックス球団に感謝の気持ちでいっぱいです。人間としても野球人としても成長させてもらいました。 そして、良い時も悪い時もいつも温かく応援してくださったオリックスファンの皆さん。皆さんと共に3連覇を達成できたことは、自分自身にとっても大きな財産となりました」などとコメントした。 オリックスは2022年の現役ドラフトでヤクルトから渡辺大樹外野手(昨季限りで現役引退)、昨年は中日から鈴木博志投手を獲得していた。