「勝手に車を触られた」大黒PA“車好きの聖地”に外国人客も集結し「トラブル」続出…法律上の問題は?
場合によっては「通報するべき」車を守るために出来ることとは?
大黒PAに限らず、公共の場所で車のオーナーが他人に勝手に愛車を触られるのを防ぐためにはどのようにすれば良いのだろうか。 「ドライブレコーダーやボディカバーを使用したり、防犯カメラが設置されていることの多い屋内駐車場を利用したりすることが有効です。 人目に付く場所への駐車も、不特定多数の目に付くことから一長一短ではありますが、対策のひとつとして考えられます」(本庄弁護士) なお、他人が愛車を勝手に触っている場面に遭遇したときには、注意が必要とのことだ。 「そのような現場に遭遇した場合は、警察に通報するべきです。自分自身で対応しようとすると、トラブルに発展する可能性があるので、おすすめできません」(同前) トラブルを避けるためには極力控えるべきかもしれないが、車好きの人であれば、街中で珍しい車を見かけた場合、思わず撮影したくなってしまうかもしれない。そういった際に気を付けるべきことについて、本庄弁護士は以下のようにアドバイスする。 「所有者や運転者の許可を得たうえで撮影し、人が写りこまないように注意しましょう。また、写真を無断で公開することや、他人に渡すことは控え、自分だけで楽しむことも、トラブル防止になります」
弁護士JP編集部