確信のなさと大胆不敵の奇妙な同居、岸田首相の「第三者評価」|週末に読みたい海外メディア記事3本|2024.8.11-8.17
(C)Andrew Leyden/shutterstock.com
9月の自民党総裁選には、現時点で11人が立候補の意欲を示していると伝えられます。現在の立候補制度が導入された1972年以降では、候補者が最も多かったのは2008年と12年の5人だそうです。今回はこれを上回る勢いです。 これは自民党の活性化なのか、あるいはタガが外れた狂騒か。派閥解体前ならばこの百花繚乱はなかったでしょうし、必ずしも否定すべきだとは思いませんが、しかし政策にせよ党の将来像にせよ、各候補とも具体的な見解がほとんど伝わらないのが気になります。それは推薦人20人を確保した候補が絞られてから……というところかもしれませんが、このお祭り騒ぎ感はどうも落ち着かないものがあり、今回は去り行く岸田首相の評価を中心にピックアップしました。
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