【塩の香り?】吉岡徳仁が語る、新フレグランス「ル セルドゥ イッセイ」のボトルデザインとは?
感覚を呼び覚まし、活力を刺激する恵み深い自然のイメージを喚起。力強い原動力を与える香り!
ISSEY MIYAKE PARFUMS(イッセイ ミヤケ パルファム)から、故・三宅一生氏が本質的な自然のエレメントから得た新たなコンセプトのフレグランス「LE SEL D’ISSEY(ル セルドゥ イッセイ)」が9月4日(水)に全国発売。 【画像】「塩」がテーマのフレグランス「ル セルドゥ イッセイ」を見る 「ル セルドゥ イッセイ」は生命に必要不可欠な“塩”が中心に据えられた香りで、本来匂いのない塩に香りを与えたのは、気鋭の調香師カンタン・ビシュ。彼独自の解釈で、単なる香りを超えたフレグランスが誕生しました。 FORZA STYLEでは、「ル セルドゥ イッセイ」のボトルをデザインしたデザイナー/アーティストの吉岡徳仁氏に独占インタビュー。吉岡氏の言葉を通じて、この香りの本質に迫ります。
三宅一生が手がけた最後のフレグランス、「ル セルドゥ イッセイ」
三宅一生氏が、“水”の香りを表現した「ロードゥ イッセイ プールオム」を発表したのは1994年。このアイコニックなフレグランスは、香りの世界に革命を起こし、澄んだ透明感と気品を宿す不朽の名香と称されて30年目の今年、水と同じく生命に不可欠である“塩”に宿る精神を表現したフレグランス「ル セルドゥ イッセイ」が誕生しました。
海の香りの少し鋭さのあるミネラル感と、大地のウッディな香りで構成されたフレグランス
「ル セルドゥ イッセイ」は、大地と海との邂逅ともなる“塩”をテーマに、天然由来のマリン シーウィードとオークモスで海を表現し、さらにすっきりとしたソルト アコードが香りを引き立て、 エネルギーが弾けるジンジャー、多彩でパワフルなミネラル感のあるベチバーとアップサイクルされたシダーウッドが大地を表現。天然由来の香料が、驚くほど豊かな濃密さを香りに与えます。 フレグランスボトルのデザインを手がけたのは、倉俣史朗氏、三宅一生氏のもとでデザインを学び、建築、現代美術の領域で活動し、国際的に高く評価されている日本人デザイナー/アーティストの吉岡徳仁氏。 30年以上にわたりイッセイ ミヤケのプロジェクトに携わり、様々なプロダクトや空間のデザインを手がけている吉岡氏は、「ル セルドゥ イッセイ」のフレグランスボトルでは、透明なガラスの力強い造形と、形を超える“光”という現象を生み出すことで、テーマの“塩”を表現しています。