身長139センチの営業マン 「唯一無二の個性 僕だからできる」 いじめや就職の壁乗り越え・・・プラス思考で営業成績トップに!
RKB毎日放送
自称『日本一小さい営業マン』がいます。 身長は139センチ。 「僕だから伝えられることがある」そう語る男性は、今同じ障害を持つ小学生と交流を続けています。 【写真で見る】自称『日本一小さい営業マン』 中学時代に受けたいじめや営業マンになるまでにぶつかった壁、すべての経験が今につながっています。 ■先天性多発性関節拘縮症 爽やかな笑顔で挨拶する、福岡市東区の会社員山崎海斗さん(25)。 自ら『日本一小さい営業マン』と名乗って活躍しています。 山崎海斗さん 「唯一無二の個性だと思っています。僕だからこそできること、僕だからこそ伝えられることだと思っているので一番の武器だと思っています」 海斗さんには、関節が曲がったり固まったりする先天性多発性関節拘縮症という障害があります。 身長は139センチ。 手足は不自由ですが営業マンとして大事な身だしなみも自分で整え車の運転にも独自の工夫をこらしています。 山崎海斗さん 「駐車券が入り口で取らないといけないときってあるじゃないですか、そういうときにどうしても手が伸ばせないから届かないんですよね。そういうとき、助手席にマジックハンドを置いてるのでこのマジックハンドを使って駐車券を掴んで取ったりとか」 ■営業マンの父に憧れ・・・ 営業マンとして働く父・寿久さんに憧れていた海斗さん。 高校卒業後、就労支援施設でスキルを学び、市内の企業で実績を積みました。 そして3年前、寿久さんが社長を務める電子機器販売会社に就職しました。 父・山崎寿久さん 「いやもう反対しましたよ。朝早くとか夜遅くとか車も当然運転しないといけない。自分だけじゃなくて他のスタッフにも迷惑かけてしまうので」 寿久さんの心配をよそに海斗さんの売上成績はトップ、明るい性格で職場にも溶け込んでいます。 海斗さんの同僚 「いいキャラですね僕らも接しやすいですし」 海斗さんの同僚 「唯一無二だと思いますし、なかなかそれを武器にできる人できない人いると思うのでそれをポジティブに捉えて武器としてやってるのはすごいかなと」